勝手にレコメン

自分の好きな音楽などを、勝手にオススメするブログ。

Thundercat「I Love Louis Cole (feat. Louis Cole)」

 アメリカのミュージシャン、Thundercat(サンダーキャット)が2020年にリリースしたアルバム「It  Is  What  It  Is」に  収録されている曲です。

 サンダーキャットは天才的なベーシストでもあるステファン・ブルーナーのソロプロジェクトです。彼は僅か16歳でハードコアバンド「スイサイダル・テンデンシーズ」にベーシストとして加入し(2011年脱退)、その後2011年に初のソロアルバムをフライング・ロータスのレーベルからリリースしました。通算5枚目となるアルバムに収録されたこの曲は、彼の友達でレーベルメイトでもあるルイス・コールをフィーチャーした曲ですが、高揚感のあるハイテンポなリズムに、美メロ炸裂のキラーチューンで、もちろんベースもブリブリです。(笑)


I Love Louis Cole - Thundercat

ばらの花 × ネイティブダンサー

 「FLOWER FLOWER」のyuiと「odol」のミゾベリョウが歌唱を担当し、冨永恵介のプロデュースにより2019に配信された相鉄都心直通記念ムービー「100 YEARS TRAIN」のテーマソングに収録されている曲です。

 この曲はくるりの「ばらの花」とサカナクションの「ネイティブダンサー」をマッシュアップした楽曲で、100年以上の歴史がある相鉄線とJR線の相互直通運転の開始を記念してリリースされました。二階堂ふみ染谷将太が出演するMVは大正、昭和、平成、令和を舞台に、電車の中でずっとすれ違っていた二人が、最後にめぐり逢うという胸キュン(笑)ストーリーでコロナ禍で逢えなかった恋人達もグッとくるはずです。


100 YEARS TRAIN|相鉄都心直通記念ムービー

Platina Jazz 「The Galaxy Express 999」

 スウェーデン生まれのミュージシャン、ラスマス・フェイバーのプロデュースにより2012年にリリースされたアニメソングのジャズカバーアルバム「ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード Vol.3〜」に収録されている曲です。

 原曲は松本零士のアニメ映画「銀河鉄道999」の主題歌として、ゴダイゴが1979年にリリースした名曲ですが、ジャズアレンジが絶妙で、ちょうどいま時期(12月)にピッタリのシックで暖かいサウンドに仕上がっています。このアニソンカバーアルバムは、これまで6作リリースされていて、「ドラゴンボールZ Cha-La Head-Cha-La」や「君の名は。前前前世」など新旧のさまざまなアニソンが収録されていて面白いです。


Platina Jazz - The Galaxy Express 999 (from Galaxy Express 999)

小沢健二「彗星」

 シンガーソングライターの小沢健二が2019年にリリースしたアルバム「So kakkoii 宇宙」に収録されている曲です。

「So kakkoii 宇宙」は彼が13年振りにリリースしたアルバムですが、NHK紅白歌合戦への出場など、メディアへの露出も多かった黄金期(90年代)のアルバム「LIFE(1994年)」に匹敵する、ポジティブでキラキラした魔法のような曲が詰まった名盤です。ミュージックステーションで先行シングル「彗星」についてタモリは「現実こそが奇跡であるという事を歌ったこの曲は、彼が以前から持っている全肯定の思想が入っている」とコメントしていましたが、美しいストリングスと晴れやかなホーンの音が日常の全てを祝福するような愛に溢れた一曲です。ちなみにMVの男の子は彼の長男です。


小沢健二『彗星』MV Ozawa Kenji “Like a Comet”

SASAMI「Not The Time」

 アメリカのシンガー・ソングライター、SASAMI(ササミ)が2019年にリリースしたアルバム「SASAMI」に収録されている曲です。

 SASAMIは元チェリー・グレイザーのキーボーディスト、ササミ・アシュワースのソロプロジェクトです。2018年のソロ・デビューシングルにこの曲と共に収録された「Callous」は、アメリカの音楽メディア「ピッチフォーク」でBEST NEW TRACKを獲得するなど、注目を集めています。軽快なインディーロックですが、小気味良いギターのリズムはステレオラブを連想させます。


SASAMI - Not The Time (Official Video)