安藤裕子 「パラレル」
Phoenix 「Run Run Run」
フランスのバンド、フェニックスが2004年にリリースしたアルバム「Alphabetical」に収録されている曲です。
フェニックスは元々、フレンチ・デュオ「エール」のバック・バンドとして結成されたそうですが、2000年にリリースしたデビューアルバム「United」が高く評価され、エールやダフト・パンクと並ぶフランスの新世代バンドとして活躍してきました。4thアルバム「WOLFGANG AMADEUS PHOENIX」では、グラミー賞「最優秀オルタナティヴ・ロック・アルバム」も受賞しています。この曲が収録された2ndアルバム「Alphabetical」ではインディー・ロックをベースに、ヒップホップ的なミニマルなサウンドを展開していますが、メローで温かな曲が詰まった名盤です。
神聖かまってちゃん「夕暮れの鳥」
日本のバンド、神聖かまってちゃんが2017年にリリースしたシングル「夕暮れの鳥/光の言葉」に収録されている曲です。
神聖かまってちゃんを初めて聴いたのは、2011年にNHK教育で放映されたドキュメンタリー番組「ETV特集」でした。学生時代にいじめられ、高校も中退してニートだった青年(全ての作詞・作曲を手掛けるボーカル・ギターの「の子」)が、音楽により社会復帰するみたいな内容で、最初は気持ち悪い曲だなと思っていましたが(笑)、中毒性のある独特の音楽と、当時の「の子」の破滅的なキャラクター(カート・コバーンを連想)に、しだいにハマっていきました。この曲はテレビアニメ「進撃の巨人 Season 2」のエンディングテーマだった曲で、幻想的な美しい曲です。