勝手にレコメン

自分の好きな音楽などを、勝手にオススメするブログ。

The Smiths「Please, Please, Please, Let Me Get What I Want」

 イギリスのバンド、ザ・スミス1984年にリリースしたコンピレーション・アルバム「Hatful of Hollow」に収録されている曲です。

 ザ・スミスは1982年にマンチェスターで、ジョニー・マー(Gt)とモリッシー(Vo)を中心に結成されたバンドです。モリッシーが綴る捻くれた歌詞と、ジョニー・マーのポップなメロディーが合わさる事で生まれた数々の名曲は、後のアーティストにも多大な影響を与えています。哀愁を帯びたメロディーにモリッシーの優しい歌声がたまらない大好きな曲です。


The Smiths - Please, Please, Please, Let Me Get What I Want

安藤裕子 「パラレル」

 日本のシンガーソングライター、安藤裕子が2008年にリリースしたアルバム「chronicle.」に収録されている曲です。

 安藤裕子はかつて女優として、TOKIO長瀬智也が主演のテレビドラマ「池袋ウエストゲートパーク(2000年)」などに出演していましたが、その後はシンガーソングライターとしての活動がメインとなり、2005年には月桂冠「つき」のCMソング「のうぜんかつら (リプライズ)」で注目を集めました。この曲は疾走感があって、情熱的な彼女の歌声も素敵ですが、なんと言っても安藤裕子がカワイイ(笑)、他のMVもオススメです。


安藤裕子 / パラレル

Phoenix 「Run Run Run」

 フランスのバンド、フェニックスが2004年にリリースしたアルバム「Alphabetical」に収録されている曲です。

 フェニックスは元々、フレンチ・デュオ「エール」のバック・バンドとして結成されたそうですが、2000年にリリースしたデビューアルバム「United」が高く評価され、エールやダフト・パンクと並ぶフランスの新世代バンドとして活躍してきました。4thアルバム「WOLFGANG AMADEUS PHOENIX」では、グラミー賞「最優秀オルタナティヴ・ロック・アルバム」も受賞しています。この曲が収録された2ndアルバム「Alphabetical」ではインディー・ロックをベースに、ヒップホップ的なミニマルなサウンドを展開していますが、メローで温かな曲が詰まった名盤です。


Phoenix - Run Run Run (Best Quality)

神聖かまってちゃん「夕暮れの鳥」

 日本のバンド、神聖かまってちゃんが2017年にリリースしたシングル「夕暮れの鳥/光の言葉」に収録されている曲です。

 神聖かまってちゃんを初めて聴いたのは、2011年にNHK教育で放映されたドキュメンタリー番組「ETV特集」でした。学生時代にいじめられ、高校も中退してニートだった青年(全ての作詞・作曲を手掛けるボーカル・ギターの「の子」)が、音楽により社会復帰するみたいな内容で、最初は気持ち悪い曲だなと思っていましたが(笑)、中毒性のある独特の音楽と、当時の「の子」の破滅的なキャラクター(カート・コバーンを連想)に、しだいにハマっていきました。この曲はテレビアニメ「進撃の巨人 Season 2」のエンディングテーマだった曲で、幻想的な美しい曲です。


神聖かまってちゃん-夕暮れの鳥/Shinsei Kamattechan-Yuugure no tori

Steve Lacy 「Playground」

 アメリカのミュージシャン、スティーブレイシーが2019年にリリースしたアルバム「Apollo XXI」に収録されている曲です。

 スティーブレイシーは「The Internet」のギタリストとしても活動していますが、弱冠21歳にして、ケンドリック・ラマーなど数々のアーティストの作品に参加して注目を集めている、才能あふれるアーティストです。「Apollo XXI」は彼のソロ・デビュー・アルバムで、全体的に宅録のようなローファイサウンドですが、バラエティに富んだポップな曲が多いのでオススメです。


Steve Lacy - Playground (Official Video)