勝手にレコメン

自分の好きな音楽などを、勝手にオススメするブログ。

FLIPPER'S GUITAR「SLIDE」

 オザケンこと小沢健二と、現Cornelius小山田圭吾による伝説的ユニット、フリッパーズ・ギターが1990年にリリースしたシングル「Love Train」のカップリング曲です。

 リズムマシーンとシンセ、アコーディオンで作られた幻想的なクリスマスソングで、歌い出しのメロディはLouis Philippe 「From Season To Season」、全体の曲調はCandy Flip 「This Can Be Real」が元ネタと言われています。

 ”少しだけ不思議 なつかしい気持ち 思い出す痛み いつだって僕が伝えたいことなんてないのさ”

 フリッパーズ・ギター時代の小沢健二の歌詞は文学的で、正直意味はわからないのですが(笑)、なんだか儚くて切なくて、僕の心に棘のように刺さっています。


SLIDE - スライド - / FLIPPER'S GUITAR【Official Music Video】

セントチヒロ・チッチ (BiSH) 「夜王子と月の姫」

 楽器を持たないパンクバンドと呼ばれる、日本の6人組ガール・グループBiSHのメンバーのセントチヒロ・チッチが2018年にリリースしたシングル「夜王子と月の姫 / きえないで」に収録されている曲です。

 この曲はGOING STEADY / 銀杏BOYZの「夜王子と月の姫」のカバーで、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフに作られたと思われる曲です。

世界の終わり来ても、僕等は離ればなれじゃない 

世界の終わり来ても、きっと君を迎えにゆく

峯田和伸の圧倒的なセンチメンタリズムが炸裂した超名曲です。

峯田和伸は最近は俳優としての活動ばかりですが、個人的にはいま最も新曲が聞きたいと思うアーティストです。


セントチヒロ・チッチ (BiSH) / 夜王子と月の姫 [OFFiCiAL ViDEO]

原田知世 「A面で恋をして」

 日本の女優・歌手、原田知世の2020年のアルバム「恋愛小説3~You & Me」に収録されている曲です。

 彼女のラヴ・ソングカヴァーアルバム第3弾となる「恋愛小説3~You & Me」には、コーネリアス小山田圭吾細野晴臣とのデュエットを含む全10曲が収録されています。原曲「A面で恋をして」は1981年にリリースされたナイアガラ・トライアングル大滝詠一佐野元春杉真理)のシングルですが、彼女にピッタリの爽やかな曲で、歳を重ねても透明感のある可愛いらしさは健在です。


原田知世 - 「A面で恋をして」

Slow Pulp 「At It Again」

 アメリカのインディーバンド、Slow Pulpが2020年にリリースしたアルバム「Moveys」に収録されている曲です。

 Slow Pulpは小学生の頃から一緒にバンドをやっていた男性メンバー3人(Gt、Ba、Dr)に、2017年にヴォーカルとして紅一点のエミリー・マッシーが加わり結成されたバンドで、90年代のUSオルタナとかシューゲイザーを連想させるサウンドです。清涼感のある歌声に爽やかなメロディーが素敵な曲で、MVの服装も90年代オルタナバンドみたいなラフな感じで格好いいです。


Slow Pulp - At It Again (Official Video)

Hello Forever「Everything is So Hard」

 アメリカのサイケデリックロック・バンド、Hello Forever(ハロー・フォーエバー)が2020年にリリースしたアルバム「Whatever It Is」に収録されている曲です。

 ハロー・フォーエヴァーはVo(ソングライター)のサミュエ ル・ジョセフ率いる7人組のバンドで、この曲はPVのサイケな感じも含め「Magical Mystery Tour」の頃のザ・ビートルズを彷彿とさせるサウンドです。アルバムはザ・ビーチ・ボーイズやダーティー・プロジェクターズのテイストも感じられますが、現代に蘇ったフラワーチルドレンといった感じの多幸感あふれるポップソングが満載です。


Hello Forever - Everything is So Hard (Official Video)