勝手にレコメン

自分の好きな音楽などを、勝手にオススメするブログ。

中村一義 「永遠なるもの」

日本のシンガーソングライター、中村一義が1997年にリリースしたファーストアルバム「金字塔」に収録されている曲です。

祖母に借金して、ビートルズと同じ楽器を揃え、ドラム・ギター・ベースも全て彼が一人で演奏した、デモ音源を再現する形でレコーディングされた「金字塔」。

当時まだ22歳だった彼のセルフプロデュースによる、このアルバムは、各種メディアでも高い評価を得ました。

あぁ、全てが人並みに、うまく行きますように

「永遠なるもの」の印書的な歌詞のように、思春期の若者の切実な心情を歌った名曲の数々は、今でも色褪せない名盤です。


中村一義 - 「永遠なるもの」

ARTHUR「8 Melodies」

 フィラデルフィアのシンガーソングライター、ARTHURが2020年にリリースしたアルバム「Hair of the Dog」に収録されている曲です。

この曲は1989年に発売された糸井重里監修の任天堂RPG「MOTHER」のテーマソングのカバーで、聴いた途端に童心に帰るような美しいメロディーの名曲です。

メロディーを歌おう 簡単でいいんだ 

いくつかの言葉と心地よいハーモニーを 声高らかに 

一日中歌ったならば愛の力は強く、大きくなる 

さあ、愛の歌を歌おう 愛の歌を

歌詞も素敵で、なんだか涙がこぼれそうになります(笑)


8 Melodies

Teenage Fanclub「Hang On」

イギリスのバンド、ティーンエイジ・ファンクラブが1993年にリリースしたアルバム「Thirteen」に収録されている曲です。

T. Rexの「20th Century Boy」に似た、ギターリフで始まるこの曲は、90年代にニルヴァーナが引き起こしたオルタナティブ・ブームに乗り、彼らがもっとも注目を集めていた時期にリリースされました。

そのせいかわかりませんが、ギターは現在の彼等のサウンドよりも少しノイジーで、ノーマン・ブレイク(Vo、Gt)もロン毛でカート・コバーンのようです。(笑)

今では珍しくありませんが、フォークロックのような美しいメロディ・ハーモニーの曲を、ラウドなギターで伴奏するというスタイルに、当時は刺激を受けました。


Teenage Fanclub - Hang On

銀杏BOYZ「ぽあだむ」

日本のロック・バンド、銀杏BOYZが2014年にリリースしたアルバム「光のなかに立っていてね」に収録されている曲です。

もともと銀杏BOYZは、前身とも言えるGOING STEADYのメンバー(Gtを除き)により結成されたバンドでしたが、現在は俳優としての活動(高嶺の花での石原さとみの相手役など)でも知られる、峯田和伸のソロプロジェクトとなっています。

MVは冒頭に詩の朗読があり、3:30を過ぎたあたりから曲が始まるのですが、長澤まさみが少し出演してて、照れながらするキス顔の破壊力が半端ないです(笑)。

MVは延々と投げキッスする女の子達の姿を写すだけなのですが、曲のキラキラした感じと相まって、凄く素敵なMVになってます。


銀杏BOYZ - ぽあだむ (MV)

「Good Morning~ブルー・デイジー feat. aiko」東京スカパラダイスオーケストラ

 日本のスカバンド東京スカパラダイスオーケストラが2020年にリリースしたベストアルバム「TOKYO SKA TREASURES ~ベスト・オブ・東京スカパラダイスオーケストラ~」に収録されている曲です。

 東京スカパラダイスオーケストラはこれまでもゲストボーカルを迎えた歌モノをたくさんリリースしていますが、「めくれたオレンジ feat. 田島貴男」とか「ちえのわ feat. 峯田和伸」とか結構いい曲があって、ベストアルバムではこれらをまとめて聴く事ができます。

 aikoをゲストボーカルに迎えたこの曲は、ちょっぴりほろ苦い失恋を描いた曲で、MVでは後半のアップテンポになる部分で、屋上で青空の下演奏しているのですが、失恋を乗り越えて前へ進んでいくという歌詞と相まって、切ないメロディーですがめっちゃ爽やかで素敵な曲です。


「Good Morning~ブルー・デイジー feat. aiko」Music Video / TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA