The Boo Radleys「The finest kiss」
イギリスのロックバンド「ザ・ブー・ラドリーズ」が、1991年にリリースした「Every Heaven E.P.」の収録曲。
1988年に結成されたザ・ブー・ラドリーズですが、当初はマイ・ブラッディ・ヴァレンタインなど、当時流行っていたシューゲイザー・バンドのひとつとして見られていました。
しかし、その後のアルバムでは、レゲエやハウスなど幅広い音楽性を開花させ、1995年にリリースした「ウェイク・アップ・ブー!」は、全英9位の大ヒットを記録。
一時は、ブリットポップを代表するバンドまで昇り詰めましたが、その後は徐々に失速し、1999年に解散してしまいました。
ところがなんと、今年の3月、24年ぶりとなるアルバム「Keep On With Falling」をリリース。
奇跡の復活を遂げ、話題となりました。
長いブランクを感じさせないフレッシュな楽曲は、全盛期に引けを取らないポップなサウンドで、ビートルズと同郷、リヴァプールのバンドならではといった感じ。
MVの「The finest kiss」は、彼らの初期の楽曲で、美メロに轟音ギターという、典型的なシューゲイザースタイルですが、やっぱこの組み合わせは鉄板ですね。